第1弾 レーブルアンドボン | 第2弾 郷土菓子かしはる安倍川店 | 第3弾 鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム Cafe&Shop |
第4弾 | 第5弾 | 第6弾 |
◆郷土菓子かしはる安倍川店 静岡県駿河区 訪問日 2019年5月
1932年創業。静岡県内に9店舗展開する和菓子と洋菓子のお店「かしは
る」さん。1年半程前からパンの製造販売を開始した安倍川店では、一歩足を
踏み入れた瞬間に、美味しいモノのワンダーランド!?と見まごうばかりに、
和菓子・洋菓子そしてパンがお客様をお出迎え。
以前より、「パンをやりたい」と思い描いていらした法月社長は、パンセミナ
ーへの参加などを通して準備を進めていらっしゃいました。そんな折、東京で
開催された展示会で、はじめて「あこ酵母」をお知りになりました。パンをご
試食され、その味を気にいって頂き、八王子の弊社まで3名の方が研修にお越
し下さいました。当初は、クリームやバターを使
ンを「顔」として売り出す予定だったそうです。ところが研修を通して、乳製
品を一切使わず、シンプルな配合で焼き上げた食パンを試食するなかで、「小
麦の香り」を生かしたパンにも魅了され、どちらにするか悩んだ結果、“悩む位
なら両方やろう!”との結論に。そして現在の、リッチな風味の「柔(やわ
ら)」と、ピュアな風味の「純(じゅん)」の2タイプの食パン、さらに「あんぱん」を軸にした商品展開構成となりました。(写真上↑)
店内にもイートインスペースはありますが、おすすめはやはりテラス席。
パンははじめるにあたり、大きくリニューアルした壁面は、パンやパン作りの道具がモチーフ。
インスタ映え!?
訪問日はあいにくの雨でしたが、お天気の良い日は満杯に。
←「和菓子屋のあんぱん」こだわりの餡がぎっしり。
この春には立て続けに3本のテレビ番組で紹介されるなど、話題を呼ぶかしはるさん。お菓子のように手土産としての購入も多く、お土産として受け取られた方が
また「美味しい」とご来店。こうした口コミとメディアの相乗効果で着実にリピーターさんも増え、「パン」目当てのお客様がどんどん増えているそうです。最近
ではパン販売を行っていない他店舗のお客様からの、パンを求める要望の声も日々大きくなっているとか。
需要が高まる中、かしはるさんが繰り出す次なる一手は、コッペパン。“素材を生かし、旨味をつくる「あこ酵母」は、たとえバターなどが高配合の生地でも、そ
の違いがわかる。その生地に、菓子のアイデアを取り入れたフィリングを合わせた商品を提案していきたいですね。新しいことをするのは楽しい!”と語る笑顔が
印象的でした。
【営業時間&定休日】
営業時間 10:00~18:00
定休日 年中無休
【 備考 】
敷地内に駐車場有り(15台分)
イートイン席&テラス席あり。